JAとぴあ浜松は、令和7年(2025年)4月1日をもちまして、合併30周年を迎えます。令和7年度は「おかげさまで30年〜感謝を心に新たな挑戦〜」をスローガンに、記念品の配布や、各種イベントの開催をします。これらの記念事業を通して、組合員・地域の皆さまと共に30周年を祝うことができましたら幸いです。
JAとぴあ浜松は、新鮮、安全・安心な農畜産物を安定供給する責任ある農業協同組合として、また、各種事業を通して皆さまの豊かな暮らしをサポートする地域協同組合として、これからも鋭意活動してまいります。今後も一層のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

平成7年4月1日、「とぴあ浜松農業協同組合」は静岡県西部の14JAが合併して誕生しました。正組合員26,537人、准組合員35,673人、貯金高6,537億円、共済保有高3兆2,501億円、販売品販売高293億円という、全国最大規模のJAの誕生でした。
当時はバブル経済の隆盛と崩壊、円高不況、半導体技術の進歩による通信の発達等、社会や産業の構造が大きく変化する時代であり、農業、JAも変化への対応を求められ、全国的にJAの合併が進められていました。
昭和62年に示された県下JAの合併は26JA構想で、浜松地区は5JAに再編成するものでした。組み合わせは、①浜松東・中央、②浜松南・西、③浜松北部、④浜北市、⑤湖西・引佐郡で、同年2月、浜松北部(高台、伊和富、三方原、吉野、都田、庄内)の合併協議が始まりましたが、結果的には実を結びませんでした。

その後、浜松地区一円の合併を目指すこととなり、平成3年10月、浜松地区農協合併研究委員会を設置して合併JAの研究を進めました。平成4年11月には第1回地区別組合員座談会を行い、広く組合員に理解を求め、さらに合併契約の基本的事項の検討に入るため、平成5年3月、合併委員会を設置。4月には合併準備室を設け、部門別、事業ごとに具体的な施策を検討し、これを原案として各専門部会、監事会、常勤者会議で協議を重ねていきました。
当初、浜松地区15JAで進められていた合併構想でしたが、平成5年11月にJAみっかびが合併を辞退し、14JAの合併に変更。平成6年3月30日には行政関係機関の出席のもと、合併予備契約書の調印式を行いました。また、同年8月26日、各JAで臨時総会を開催し、提出した全議案について大多数の賛成をいただき可決。ついに平成7年4月1日、国内最大級の「とぴあ浜松農業協同組合」が誕生したのです。
30周年を記念した
イベント・キャンペーンのご案内

- 組合員にファーマーズマーケット等で利用できる特別商品券を、
記念品としてお配りします。 - 組合員世帯に記念誌をお配りします。
- 正組合員に、30周年を記念して新たに作製した記念帽子をお配りします。
営農事業
- ファーマーズマーケット等での定期的な特別記念イベントを開催します。
- ファーマーズマーケット限定30周年記念商品の販売します。
- 出荷資材へ30周年記念のロゴマークを印字し、とぴあブランドとともに合併30周年をPRしています。
信用・共済事業
- 合併30周年記念定期貯金への、特別金利上乗せキャンペーンを実施しています。
- 住宅資金等貸出金契約者への記念品贈呈をします。
- 新規共済契約者への記念品贈呈をします。
生活事業
- 30周年記念女性部活動を実施します。
- 葬祭事業をより理解していただくための、地域感謝デーを実施します(5会場)。
イベント・キャンペーンは変更になる場合があります。
詳細が決まり次第、広報誌等でお知らせいたします。