2024.10.31
鷲津支店が警察署から表彰
JAとぴあ浜松鷲津支店(湖西市鷲津)は10月18日、特殊詐欺による被害を未然に防いだとして、湖西警察署(湖西市古見)から感謝状が贈られました。
9月24日、70代の女性が「息子の医療費を支払うため、定期貯金を解約して300万円を出金したい」と鷲津支店に来店し、その日に職場離脱で同支店に勤務していた大野真生職員(新所原支店 所属)が最初に対応。医療費が高額であることや、請求書等を持っていなかったことを不審に思い種間隆宏係長に報告し、話をつなぎまし。
種間係長が対応したときにも、来店された女性が「振込ではなく、現金が必要」「息子が携帯電話を水没させたために、かかってきた電話番号が違った」などと話し、さらに不審な点が多かったことから、特殊詐欺と推測。女性に許可を取って警察へ連絡し、その後詐欺と判明しました。
鷲津支店の内山剛行支店長は、「お客様の大切な財産を守ることができてよかった。支店職員には、常に詐欺防止のチェック表に基づき対応するように伝えている。今後も地域の皆様に貢献できるよう、犯罪の未然防止に取り組んでいきたい」と話しました。
同支店の種間係長は、「息子さんご本人であることが確認できた場合には、すぐに出金できるよう伝票等を準備し、お客様を不安にさせないように努めた。詐欺の手口は巧妙になってきているが、今後も丁寧な対応を心掛けたい」と話しました。
対応した大野職員は、「支店の上司、先輩からは常に情報収集をし、怪しい場合はすぐに上席に報告するように言われている。今回は、冷静、慎重に対応でき、未然に防ぐことができてよかった。これからも細心の注意を払い、詐欺被害がないようにしたい」と話しました。