とぴあトピックス

2024.09.17

青年部員が小学校で食育

 JAとぴあ浜松馬鈴薯部会青年部は9月4日、浜松市中央区の浜松市立三方原小学校で食育活動を行い、児童約120人と教諭、生産者、JA職員が参加しました。
 同部会青年部では、地域の子どもたちに地元の特産品である「三方原馬鈴薯」を知ってもらい、農業に興味を持ってもらおうと、管内の小学校などで例年食育活動を行っています。
 今回は、小学校3年生を対象とした食育講座を実施しました。講師は、青年部の磯貝将大部長(39)が務め、教室でモニターを使って、三方原馬鈴薯の歴史や特徴、栽培過程、高品質なバレイショを生産するためのこだわりなど、クイズを交えながら詳しく説明しました。児童たちは終始真剣に聞き入り、水やりなどの栽培方法、イモの品種数、出荷時期、長期保存の仕方など、熱心に質問を繰り返していました。
 参加した三村文乃さんは、「バレイショは好きだけど、ナス科の植物だと初めて知った。バレイショの育て方やおいしい食べ方など、たくさんのことを学ぶことができてよかった」と感想を述べました。
 説明した磯貝将大部長は、「反応が良く、多くの質問があってとてもやりがいがあった。講師を務めることで、地元バレイショの歴史をあらためて振り返ることができ、自分自身の成長にもつながったと思う」と話しました。