とぴあトピックス

2024.07.01

青壮年部「あぐり体験隊」

 6月8日、JAとぴあ浜松青壮年部は「あぐり体験隊」を開きました。事前に参加応募した小学生以下の子どもがいる家族13組47人と青壮年部員11人、JA職員が参加し、旬を迎えたトウモロコシやビニールハウスでミニトマトの収穫体験を行いました。
 青壮年部が主催する「あぐり体験隊」は、農業が自分たちの命を支え、大切な役割を担っていることを知ってもらおうと、農作業体験や農産物の加工体験を通して、地域の農業や農家に興味を持つきっかけ作りと、地産地消への醸成を図る目的で実施しています。
 体験隊では、農業の中で一番楽しい収穫作業を参加者に感じてもらおうと、トウモロコシとミニトマトを栽培する青壮年部所属の生産者の園地で収穫を行いました。
 青壮年部員が各家族に付いて、収穫のコツを直接説明しながら行いました。参加者はもぎたての野菜を口にし「甘い」「みずみずしい」などと口をそろえました。
 収穫後は、家族で植木の寄せ植えに挑戦したり、焼きトウモロコシを試食したりしてレクリエーションで楽みました。
 参加した鈴木利奈さん(10)は「もぎたてのトウモロコシを食べると、たくさん汁が出て甘かった。ミニトマトのパック詰めもお店みたいで楽しかった」と感想を話しました。  
 父親の健太さん(41)は「トウモロコシのもぎたてを食べられて、新鮮な体験だった。ミニトマトの収穫も大人でも楽しかった。初めて参加したが、家族で楽しめる良い行事だと思った」と話しました。
 青壮年部の菅谷嘉夫部長は「この活動は一般の方に農業を見てもらうことが大切。普段口にする野菜がどのように実っているか目で見て、触って、食べることを通して農業に興味を抱いてくれたらうれしい。家族で『野菜を植えてみよう』となったら大成功」と活動の意義を話しました。