とぴあトピックス

2024.12.16

第2回オープンカンパニー開催

 昨今、各業界が新規採用活動に難航していることが話題になっているなか、人事部人事教育課は、新たな取り組みとして今年7月に、大学や高校が行うオープンキャンパスやスクールの企業版「オープンカンパニー」を実施しました。11月15日に第2回目を行い、対象の学生23人が参加。学生の移動や時間的制約を考慮してとぴあの本店からWeb方式で行いました。
 前回に引き続き、今回も対象者は、2026年卒業予定の大学3年生を中心に据えました。前回は、地域に根差し活動するJA管内の魅力を伝え、その地域で働くイメージを抱いてもらうことに注力しましたが、今回は就職活動解禁を間近に控えているため、より具体的にとぴあの総合職や一般職の違いなど職種概要や業務内容、採用後のキャリアパスについて示すことで、企業研究や自己分析の参考にしてもらうことと、早期離職率の高さの要因の一つ、いわゆる「配属ガチャ」に象徴される、採用前の期待値と入組後の実態が不一致に陥らないような内容としました。
 具体的には、とぴあで働いている若手、中堅の総合職、一般職で支店窓口、信用共済の相談業務、信用渉外、営農指導員に従事する男女職員4人が、志望動機や就活の期間、入組後から現在までの担当業務についてそれぞれが詳しく学生に向けて説明する座談会形式のパネルディスカッションを行いました。
 学生からは、先輩職員を指名して「成功例や失敗例」や「職場環境」、「JAを選んだ理由」、「休日の過ごし方」「目指すキャリアについて」など、あらゆる角度から質問が飛び、指名を受けた職員が自身の言葉で丁寧に答えました。
 最後に職員から学生たちに激励の言葉を送り、後日開催予定の仕事体験会の告知をして、オープンカンパニーを終了しました。
 企画運営した人事教育課の職員は「就活していく中でどういう仕事をしていきたいか、また、総合職、一般職の希望も迷うところだと思う。今回、職員が具体的なエピソードを交えて話してくれたので、パンフレットやHPでは伝わらない、雰囲気を感じ取ってもらえたら成功だと思う。就活先に当組合を選んでくれたらうれしい」と実施後の感想を話しました。