2025.01.06
新タマネギの出荷基準確認
12月16日、JAとぴあ浜松管内5か所(浜松市中央区)の同JA各集荷場でタマネギの目ぞろい会を行い、延べ約500人が参加しました。
同JAの新タマネギは、白タマネギ「サラダオニオン」と黄タマネギ「はるたま」の2種類。白タマネギは、辛みが少なくサラダ用として需要が多いです。黄タマネギも辛みが少ないですが、生食だけでなく加熱料理にもよく使われています。
どちらのタマネギも玉肌がきれいで、柔らかくてみずみずしく、シャキシャキとした食感が特徴。遠州灘に近い砂地土壌で栽培し、地温が高いため生育が早く、例年、年明け早々1月4日に本格出荷が始まりました。
昨年は、9月に曇天が続き、10月と11月には局地的な降雨の影響などで例年より2週間ほど遅れていますが、今後の順調な生育、安定出荷を見込んでいます。
目ぞろい会の会場では、JA担当者が規格表やサンプルを使って出荷基準を説明し、生産者らはサンプルを手に、階級ごとの形状や大きさ、玉の締まり具合などの状態を確認し合いました。
JA担当者は、「適期収穫と丁寧な調整作業を心掛けて、高品質なものを安定出荷できるようにしてほしい」と呼び掛けました。
約600人の生産者が約170haで栽培。2月をピークに3月まで、東京の市場を中心に、白タマネギの切タマネギが1万4300ケース(1ケース10kg)、葉付き白タマネギが6500ケース(1ケース3kg)、黄タマネギは75万ケース(1ケース10kg)の出荷を計画しています。