とぴあトピックス

2024.07.17

小松菜協議会西支部販売対策会議

 JAとぴあ浜松小松菜協議会西支部は6月25日、浜松市中央区で販売対策会議を開き、生産者、市場関係者、経済連担当者、当JA職員、計39人が出席しました。
 今年度は、同支部管内でコマツナの本格的な栽培が始まって18年目で、同支部が発足して12年目になります。現在は17人の生産者が、合計約10㌶の畑で栽培しています。販売対策会議は、コマツナの産地振興や販売拡大などを目的に関係者が集まるもので、例年同時期に開催しています。
 最初に、小松菜協議会西支部の和久田秀格会長が、「資材や肥料、農薬の価格高騰が続き、私たちの生活に大きく影響して厳しい状況だが、数量、品質共に向上していくよう努力し、今まで以上に市場から求められる産地に成長していくことを約束する。出荷目標を達成するため、一丸となっていきたい」とあいさつしました。
 続いて、経済連担当者と、関東・関西・中京・県内の16社の各市場担当者が情勢報告をした後、参加者で昨年度の販売実績と今年度の販売計画を確認しました。
 その後、目ぞろい会を行い、JA担当者が異なる品種の特徴を説明した後にサンプルを使って調整作業を実演し、参加者らは出荷時の形状や色沢、重量など選別基準を確認しました。
 JA担当者は、「管内のコマツナの品質はトップクラスといわれ、市場から高く評価されている。季節や天候などの影響を受けないような品種選定をして出荷数量を確保し、生産者と一体になって市場の要望に応えられるようにしていきたい」と話しました。