とぴあトピックス

2024.10.01

園児が楽しくサツマイモを収~若手生産者が食育活動

 JAとぴあ浜松「おしゃれねぎ青年部」は9月12日、中央区の畑でサツマイモの収穫体験を行いました。浜松葵幼稚園の年長園児39人と同青年部員2人、JA職員が参加しました。
 同青年部は、将来「おしゃれねぎ部会」を担う若手生産者を集め、作物栽培の基礎知識習得のため2年前に発足しました。葉ねぎの圃場巡回や、さまざまな作物の栽培と出荷、食育活動などに力を入れています。
 地元の子どもたちに作物を収穫する喜びを体験してもらうため、サツマイモ掘りを企画。同青年部員らは、5月下旬に紅あずまの苗200本を植え付け収穫体験に向けて準備を進めてきました。
 初めに、同青年部員が掘り方を説明。園児は畑に入り、「よーい、スタート」の合図で一斉にサツマイモを掘り出し、コンテナ約5個分収穫しました。
 参加した園児は「土の中からどんどんサツマイモが出てきて楽しかった。お母さんに天ぷらを作ってもらいたい」と笑顔。
 おしゃれねぎ青年部の中野輝一さん(28)は「子どもたちが笑顔で、楽しく収穫している様子が見られてよかった。これからも食育活動を続けていきたい」と話しました。
 収穫したサツマイモは、同園の園児が自宅に持ち帰った他、小さいイモはイモハンコにして工作などで使う予定です。