とぴあトピックス

2024.12.16

冬作トマト目ぞろい会

 11月18日、トマト選果場で冬作トマトの目ぞろい会を開き、生産者、市場関係者、JA担当者など12人が参加しました。
 とぴあでは、きれいな赤色でコクがある「かれん」と、甘味と酸味のバランスが良い「桃太郎ホープ」を中心に5品種のトマトを栽培しています。
 今年、トマトは夏の猛暑の影響で全国的にも高単価で推移していました。今年の冬作トマトは10月の曇天の影響で着色に遅れが見られ、残暑の影響で裂皮がありますが、今後は品質が安定し、収量は例年並みの見通し。
 初めに、トマト部会の部会長が「暑い日が続き、劣化や裂皮が多く厳しい状況が続いた。市場の情勢や今後の動向を聞き、参考にしていきたい」とあいさつしました。
 目ぞろい会では、サンプルを使って品質や形状、色などを参加者全員で確認し、選果の基準を話し合いました。
 とぴあ担当者は「実の色をきちんと確認し、適期に収穫するように心掛けてほしい」と呼び掛けました。
 とぴあの冬作トマトは、生産者14人が330aで栽培。10月上旬から3月下旬まで県内を中心に関東、関西の市場へ約50,000ケース(1ケース4kg)を出荷する予定です。