とぴあトピックス

2024.09.17

児童がセルリーの定植を体験

 JAとぴあ浜松東・中央営農センターと豊西支店は9月4日、一部署一協同活動を浜松市立豊西小学校で行い、小学校の児童とセルリーの定植をしました。4年生60人と地元生産者、JA担当者4人が参加しました。
 児童たちは、7月中旬にセルリーの苗付けを体験し、夏休みの間は苗を自宅に持ち帰り水あげなどをして育てました。今回は、その苗を生産者の西久保武揚さん(50)が順調に生育しているか確認し、苗が枯れてしまった児童は、西久保さんが用意した苗と交換しました。
 児童たちは、校内の花壇にビニールポットが埋まる深さの穴を掘り、苗が折れないように気を付けながら植え、しっかり土をかぶせました。
 参加した松島由依さん(9)は「苗を育てるのも植えるのも難しかった。あんまりセルリーは食べたことがなかったけれど、自分で育てたものを食べるのが楽しみ」と話しました。
 生産者の西久保武揚さんは「今年は、猛暑により農家も苗を育てるのに苦労した。児童たちにも農業の難しさが伝わったと思う。定植をしたこれからが本番。みんなにセルリーの成長を見守ってもらいたい」と話しました。
 今回、定植したセルリーは、12月上旬に小学校の児童と収穫をする予定です。