とぴあトピックス

2024.07.17

ホオズキ目ぞろい会

 6月24日、浜松市浜名区の引佐支店2階会議室で、ホオズキの目ぞろい会を開き、生産者、市場関係者、JA担当者18人が参加しました。
 当JAでは、7月と8月の盆需要に合わせてホオズキを出荷しています。実が大きく、節間が詰まっているのが特徴です。色や形、ボリュームが良いと市場からも好評を得ています。
 初めに、ほおずき研究会の戸田康弘会長(68)が「資材や燃料の値上がりなど、さまざまな環境が変化していく中、農業も昨年と同じというわけにはいかない。みんなで協力し合って、今年も『さすが、とぴあのホオズキ』と言われる出荷をしていきましょう」とあいさつしました。
 今シーズンは、春先の天候がよかったことや、マルハナバチによる受粉が上手くできたことにより、実付きが良いホオズキに仕上がっています。
 出荷目ぞろい会では、サンプルを使いながら、調整方法や等階級を参加者全員で確認しました。生産者に配布している実の出荷規格板を参考にして選別することや、茎の長さと実の数を合わせることなどを申し合わせました。JA担当者は「箱を開けた時の第一印象が大切。消費者の立場になって選別をしてほしい」と呼び掛けました。
 新盆需要に向けた7月出荷のホオズキは、主にハウスで栽培されています。生産者14人が約105㌃で栽培し、約2000ケース(1ケース80㌢で40本)を県内、関東、中京市場を中心に、7月の新盆時期まで出荷ました。