とぴあトピックス

2025.01.06

プチヴェール出荷目ぞろい会

 JAとぴあ浜松は、12月12日、同JA西地区支店(浜松市中央区)で「プチヴェール目ぞろい会」を開きました。生産者、㈱増田採種場担当者、京浜市場担当者、JA担当者ら18人が参加しました。
 JA管内で栽培されるプチヴェールは、日照量が豊富な地域特性を生かし、糖度が高く、形や発色が良いものが生産されるため、品質が高く市場からの引き合いが強い。
 例年、プチヴェールは8月初旬に定植しますが、今シーズンは夏の酷暑に対応するため、25日間定植を遅らせたことと、11月まで気温が高く推移し、大雨も多かった影響から、生育は例年より2~3週間遅れていました。12月には気温が下がって生育の適温になったため、1月の出荷最盛期に向けて期待を寄せるます。京浜市場の担当者は「他産地も数量が少ない。野菜全般が品薄傾向なので、秋冬期野菜の産地からの多くの出荷を期待している」と話します。
 出荷目ぞろい会では、参加者がサンプルを手に取り、各等級の選別基準や出荷調整方法を確認。形や葉色、病斑などを見て、品質や出荷規格の統一を図りました。
 同JA営農アドバイザーの木下和也さんは「市場ニーズに応え有利販売につなげるため、徹底した栽培管理に努めてほしい。品質の高さを売りにしている産地の強みを、しっかりと出していきたい」と意気込みます。
 今シーズンは11月中旬から出荷が始まっていて3月末まで出荷が続きます。業務需要や首都圏量販店の需要に応えるため、京浜市場を中心に約5千ケース(1ケース2kg)を出荷する予定です。