2024.09.17
ハウス次郎柿目ぞろい会
JAとぴあ浜松ハウス柿研究会は9月6日、浜松市浜名区のJA柿梨選果場で、ハウス次郎柿の目ぞろい会を開き、生産者、JA担当者ら6人が参加しました。
次郎柿は肉厚で、シャキシャキとした食感と上品な甘みが特徴。今年は、猛暑や昼夜の寒暖差が少なかったことにより、実の色付きに遅れが見られるが、味は上々。生産量は去年より増加する見込み。
ハウス栽培は、病害虫の被害が少なく、外観がきれいで人気が高い。また、露地栽培の次郎柿と出荷時期をずらすことで、他産地と差別化している。需要の高まる彼岸などに出荷し、生産者の所得向上を図る。
目ぞろい会では、参加者が並べられたサンプルを手に取り、実の色や形、大きさなどの出荷規格を確認しました。
JA担当者は、「収穫時期を見極め、取り遅れに気を付けてほしい」と呼び掛けました。
管内では、3人の生産者が約33aで栽培し、10月上旬に出荷最盛期を迎えます。出荷は10月中旬まで続き、浜松市内と東京の市場へ約5tの出荷量を見込みます。