とぴあトピックス

2024.07.01

ハウスメロン目ぞろい会

 6月7日、ハウスメロン研究会北支部は、西部集出荷場(浜松市中央区大人見町)で最盛期を前に販売対策会議と目揃い会を開きました。生産者や市場関係者、経済連職員、JA職員ら約30人が参加しました。
 当JAの伊佐見地区は、アールスメロンの栽培が盛んで出荷が同JA管内で一番早く、現在23人の生産者が712.5aで食味の良い「ソナタ系」を栽培しています。ハウスメロンの栽培は当JA管内4地区で行われ、出荷量は県内一(ハウスメロンとして)を誇ります。
 JA職員が、圃場巡回を頻繁に行い、定植日や交配日、階級、病害虫の発生状況などを細かく把握し品質の維持、向上に努めています。今年も例年通り同時期の5月に初出荷を行いました。
 目ぞろい会では、メロンは事前に糖度検査を行い14度以上のものを出荷することや、出荷規格や等級を確認。サンプルでネットの張りや盛り、玉の大きさなどを参加者たちで共有しました。
 古橋照司北支部長(72)は「春先の天候不順で生育が心配だった。雨で湿度が上がるとネットに影響が出るが、生産者のたゆまぬ努力で見た目味ともに自信がある。大玉で甘みがある『伊佐見メロン』は食べ応えがある。高値販売に期待する」と自信をのぞかせました。
 お中元、新盆、旧盆のギフト需要に合わせ、7月上旬をピークに8月の盆過ぎまで、県内、京浜、中京、関西地区へ220㌧の出荷を予定しています。