とぴあニュース

2020.03.24

課題を解決し農業振興

 JAとぴあ浜松は、2011年度から営農アドバイザーに一人1課題実践運動を課し、生産者の所得向上や生産振興、生産者組織の強化につながる取り組みを奨励しています。営農アドバイザーが生産者の悩みに寄り添い、課題解決に取り組むことで、就農者確保、新しい栽培方法の確立、秀品率向上などさまざまな成果を上げています。
 とぴあは、農業所得の増大と産地振興を目指して営農アドバイザー制度を採用しています。2019年度は52人の営農アドバイザーが技術指導、営農相談に分かれて業務を担当。そのうち技術指導に携わる営農アドバイザー30人が「一人1課題実践運動」に取り組んできました。
 技術指導を行う営農アドバイザーは、4月に課題を決め、日々の業務の中で解決策を模索します。優れた取り組みを共有するため、営農センターブロックごとに予選として内容や成果を報告。特に優れた事例は、本選で発表し、皆で共有します。
 3月10日に、浜松市東区のJA本店で一人1課題実践運動報告会(本選)を開きました。7人の代表者が農作業の省力化、病害虫防除体系の確立、品質向上など、課題解決に向けて取り組んできたことと、その成果を発表。営農アドバイザーのスキルアップや生産者との信頼関係構築につながる多くの事例を報告しました。
 最優秀賞に選ばれた北営農センターの中村俊輝係長は、ミニトマトの安定生産に関する取り組みを発表。月ごとの出荷量の平準化、単収向上を課題に掲げ、費用対効果まで考えて解決に取り組んだことが高く評価されました。
 審査員長を務めた渥美保広常務は「皆が一人1課題実践運動に取り組んだ結果、規模拡大や出荷量増加に成功した生産者が増え、所得増大につながった。効果の出た課題は生産者にきちんとフィードバックし、生産振興に結び付けてほしい」と講評しました。