とぴあトピックス

2024.10.01

稲刈りに向けて「すがい」準備~小学生が楽しく藁を編む

 湖北地区は9月12日、1地区1協同活動の一環で、浜松市立中川小学校の児童と「すがい」作りを行いました。同小学校の5年生50人とJA女性部員、JA職員らが参加しました。
 この活動は、田植え、すがい作り、収穫を体験し、子どもたちに食のありがたさや農業の大切さを感じてもらうことを目的に毎年行っています。今回は10月の稲刈りに向けて刈り取った稲を束ねるための「すがい」作りに挑戦しました。
 児童たちは、6本の藁を3本ずつ分けて手に持ち、手のひらをこすり合わせてねじりながら1本の縄にしました。藁を編むのに苦戦する児童もいましたが、コツをつかむと、スピードを上げ、きれいに編み上げ、全部で約750本完成させました。
 参加した児童は「事前に紐を使って練習していたけれど、藁をねじるのが難しかった。最後は上手く出来てうれしかった。稲刈りが楽しみ」と話しました。
 湖北地区支店の刑部充男地区統括部長は「何より子どもたちの笑顔が1番。この体験が農業への興味につながればうれしい。一緒に稲刈りの準備ができてよかった」と話しました。