とぴあニュース

2021.09.01

県内一早い収穫を目指して

 8月2日、管内の京丸園株式会社(浜松市南区鶴見町)の鈴木啓之会長(85)は、浜松市南区飯田町の水田で早場米の稲刈りを行いました。
 京丸園㈱は、2004年創立の農業生産法人。オリジナル水耕プラントを導入してミツバや芽ネギを栽培する他、独自配合の有機肥料を中心に使い、田畑で水稲やサツマイモなどを生産しています。
 今回刈り取った稲は、早場米のあきたこまちで、今年の2月1日に播種し、3月27日に田植えをしたもの。アイガモ農法を取り入れ、安全、安心なコメづくりにこだわっています。早場米の栽培は4回目の取り組みで、「静岡県で一番早く収穫する」ことを目指し、とぴあの営農アドバイザーや静岡県西部農林事務所の職員とも連携して、約32aの水田で大切に栽培してきました。
 今年は早い梅雨入りでしたが、適度の降雨量と日照時間で順調に生育し、当初のほぼ計画どおりの収穫となりました。収穫では、鈴木会長が自ら操るコンバインで、黄金色に輝く稲を丁寧に刈り取りました。
 京丸園㈱の鈴木会長は、「自分自身が、夏の暑い時期に新米を食べて力をつけたいという思いから早場米の栽培を続けている。今年は天候に恵まれ、今までで一番良い生育だった。安全、安心を第一に考え、さらに味を良くしたいと思っている。今回は、2枚の水田の施肥の時期を変えるなど、工夫を続けている。消費者に『またこのお米を食べたい』といわれるようにこれからも努力を重ねていきたい」と話しました。
 同JA南営農センターの担当営農アドバイザーは、「鈴木会長は収穫の早さだけでなく、食味や収穫量にも高い目標を立てて栽培している。毎年心待ちにしている消費者に、いち早く食べてもらいたい」と話しました。
 今回収穫したコメは、試食会や検査を行った後、同JAファーマーズマーケット東店、白脇店、三方原店で販売を計画しています。