とぴあトピックス

2024.09.02

検査して品質を統一

 JAとぴあ浜松管内で米の収穫が始まり、8月20日にはJAの東集荷場(浜松市中央区)で米検査を行いました。
 JAでは管内全7地区で米を栽培し、早生、晩生と時期をずらして、うるち米、もち米、酒米など計13品種を出荷します。地区ごとに農産物検査法に基づいた検査を行い、品質を統一しています。
 この日、東集荷場には早生種「コシヒカリ」300袋(1袋30㎏)が持ち込まれ、検査員の資格を持ったJA職員が順次検査を実施しました。米を無作為に採取し、黒と白のカルトンを使って形質や被害粒の程度を確認したり、水分量などを測定したりして等級をつけました。
 JAの担当者は、「今年は、梅雨の時期の降水量が少なく、梅雨明け以降も晴天、気温の高い日が続き、米に高温の影響が出やすかった。栽培管理が難しい中で、生産者たちの適正な管理により、今日検査した米は病害虫の被害が少なかった。引き続き、良い米の出荷を期待したい」と話しました。
 今年度の出荷は、管内全体で11月下旬までに合計約900tを予定している。