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2024.10.01

柑橘選果場の選果機を更新~完成を祝って竣工式

 9月20日、浜名区の湖北営農果樹センター 柑橘選果場選果機 竣工式を行い、行政関係者、業者関係者、運送業者、市場関係者、生産者、JA役職員ら計59人が出席しました。
 柑橘選果場の旧選果機は、1999年の6月に導入し、25年を経過して設備が老朽化したことで、選果機更新を検討してきました。2021年1月に、施設整備等検討委員会で選果設備一式の更新について協議。同年の4月に建設委員会を立ち上げ、「強い農業づくり総合支援交付金事業」として選果機を更新することとなりました。
 新プラントは、デパレタイザー、前処理設備、PK式選果コンベア、AIシステム、内部品質センサーなどを導入し、1日あたり120tの選果が可能。
 竣工式では、新選果機の安全稼働を祈願して神事を執り行い、関係者らが玉串を奉奠。竹内章雄理事長は「旧選果機の老朽化が進む中、多様化するニーズへ対応し、販売力の強化や労働力の軽減につなげるためにも選果機の整備が必要だと判断し、今回更新することになった。今後も、役職員一同がより一層生産振興に努め、生産者の方々の意欲向上や所得増大につなげていきたい」とあいさつしました。
 その後、起動式を行い、柑橘部会の加茂敏彦部会長、JAの渥美保広会長、竹内章雄理事長、政本博之センター長が選果機を起動させるボタンを押下し、完成を祝いました。