2023.05.01
パセリの楽園プロジェクト開講式
4月23日、JAとぴあ浜松北営農センター舘山寺購買店舗で、パセリの楽園プロジェクト開講式と第1回目講座を開きました。
プロジェクトには、将来のパセリ生産者を目指す7人の受講生と、受講生をサポートするパセリ生産者、JAの営農アドバイザー、JA静岡中央会、西部農林事務所の17人が参加しました。
開講にあたり、パセリ部会北支部の宮本聡支部長は「当JAは、パセリの産地として昭和初期からの歴史がある。しかし近年、生産者の減少や高齢化により生産量が減少している。受講生のみなさんも将来、パセリ生産者の仲間になれるよう、しっかり応援していきたい。農業は基本が大切。1年間しっかり学んでいただきたい」とあいさつしました。その後、受講生や応援団のメンバーがそれぞれ自己紹介し、第1回目の講座に入りました。
講座では冒頭から実際にパセリ畑へ出向き、収穫が終わったばかりのパセリを株ごと引き抜いて根の状態を確認したり、収穫中の秋まきパセリの畑を見学したりして現場の感覚を味わいました。さらに、会議室へ戻ってパセリの特徴や栽培の基礎、野菜栽培の基礎なども学習しました。
プロジェクトを統括する北営農センターの井口功センター長は「パセリの楽園プロジェクトは毎月1回、来年3月まで12回の講座を予定している。講座は座学と共に畑での栽培実習や収穫、出荷調整に至るまで、パセリ生産者とJA職員らが一致団結してサポートしていきたい」と話しました。