とぴあトピックス

2023.09.01

スプレーマム目ぞろい会

 8月30日、JAとぴあ浜松スプレーマム部会は、当JA花き営農センター(浜松市中区)で、スプレーマム秋彼岸向け出荷目ぞろい会を開きました。生産者、JA担当者ら25人が参加しました。
 当JA管内は、恵まれた日照時間と温暖な気候で多種多品目の花きが栽培され、中でもキク類は花き販売高でトップを占めています。
 目ぞろい会では、有利販売に結び付けるためには、市場が求める正確な出荷情報が必要で、担当JA職員が精度の高い出荷計画の徹底を生産者に呼び掛けました。
 品質面では、出荷前の仕上げ防除と荷姿の改善を出荷物から抽出したサンプルを用いたり、他産地の製品写真を使ったりして周知しました。
 具体的には、市場到着時に葉や茎の変色が起こらないよう、花を結束するときに、下葉の脱葉と葉の巻き込みに細心の注意を払い箱詰めすることを申し合わせました。
 花き営農センターの営農アドバイザーは「病害虫が懸念されるので出荷前の仕上げ防除を徹底してほしい。秀品率を向上させて産地評価を今以上に高めてほしい」と話しました。
 スプレーマムの出荷は9月上旬をピークに京浜、関西の市場を中心に全国へ約15万本を出荷する予定です。