とぴあニュース

2023.03.15

とぴあ花フェスタ2023

 JAとぴあ浜松花き連絡会は2月18日、19日に、浜松市西区の浜名湖ガーデンパーク内の体験学習館で、3年ぶりに「とぴあ花フェスタ2023」を開催しました。
 当JA管内は、温暖な気候と豊富な日照量で数多くの花きや花木類が栽培され、ガーベラやコデマリ、クルクマが出荷量日本一を誇ります。「管内で出荷される花だけで花屋ができる」と言われる程の大産地です。
 花フェスタは生産者の技術向上や産地振興、地域住民への消費宣伝を目的に行っていて、前日の17日に行われた、「第23回花き展示品評会」に出展された高品質な276点の花きも一般展示しました。
 イベントでは、出展された展示品を来場者に予約販売を行ったり、花の人気投票や親子フラワーアレンジメント教室も開催したりしました。人気投票の結果は、今後の需要動向の参考にしていきます。親子フラワーアレンジメント教室では、管内で栽培されているユーカリ、ストック、金魚草、ガーベラ、スイートピーを使い、花屋のベテランスタッフ6人と花き生産者2人が講師を務めました。
 母親とフラワーアレンジメント教室に参加した山下遙希君(10)は「全体のバランスが難しかったけれど、上手にできたと思う。『こんな風に花びらが付いているんだ』と発見もあった。みんなが見られるようにリビングに飾りたい」と話し、母親の風子さん(43)は「子どもの感性で作ってほしかったので、本人の思うようにアレンジしてもらった。親子で楽しめたので100点満点」と笑顔で感想を話しました。
 JAの花き営農センター兼花き販売センターの村松俊吾センター長は「コロナの影響で2年間、開催自粛を余儀なくされたが、3年ぶりに開催できて良かった。花が好きな方にたくさん来場いただき、数多くの質問もいただいた。イベントが段々と増えてきているので、花きの需要も回復してきた。場を華やかに彩る花の力を感じてくれたらうれしい」と話しました。