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バラ園で農福連携

バラ園農福連携 JAとぴあ浜松管内でバラを栽培する「株式会社 高山」(浜松市北区都田町)は、障害者施設利用者に作業を依頼して7年になります。代表取締役の高山隆さん(39)は、職場の雰囲気が変わり、ものから人を中心に考えるようになったことで作業効率が上がったと話します。農作業が施設利用者にとって心身の安定になっているようで、農福連携が互いに良い影響をもたらしているといいます。
 以前は従業員5人で作業を行っていましたが、ユニバーサル農業を行う先輩の薦めと、高齢化による労働力不足対策も兼ね、7年前、障害者支援施設の農業実習を受け入れました。現在、障害福祉サービス所にも作業を依頼し、計4人の施設利用者が作業しています。
 受け入れ当時は戸惑いもありましたが、これまでは一通り伝えていた作業を細分化し、1つずつ具体的に指示するようにしました。また、ハウス内の通路の向きや冷蔵庫の内容物など一目でわかるよう表示も付けました。
 障害に合わせ環境や道具などを改善したことで、施設の利用者も能力を発揮。一生懸命実直に取り組むため作業も早く、また、改善したことで従業員にもわかりやすくなり、作業効率も上がりました。
 従業員みんなで施設利用者の面倒をみようと、職場は明るくやさしい雰囲気になり、高山さんの考え方も大きく変化しました。これまでは、季節で変動する収量に人を合わせていましたが、作業を細分化し計画的に行うようにしたことで、人数に対し一日の収量をコントロールするなど、人を中心に考えるようになったといいます。
 利用者の大場裕之さん(33)は「農作業は成果が見えてやりがいを感じる。外で汗をかき、仲間と協力するのも楽しい」と話し、施設スタッフで、作業支援を行う村上巧さん(23)も「利用者の表情も良く、コミュニケーションが苦手な子も声を出すようになった」と話します。
 高山さんは「人が働きやすい環境作りが作業効率のアップや経営の安定につながることを学んだ。いずれ障害者雇用も視野にいれられるよう、反収を上げ経営を安定させていきたい」と話しています。

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